donut_large
ココロバランス
3分で読めます

イライラしてドカ食いしそうな時に!衝動を抑える「代替行動」の選び方

目次

お腹が空いているわけでもないのに、イライラすると無性に何かを食べたくなる——それは、体ではなく心が満たされていないサインかもしれません。

それは「偽の食欲」かもしれない

ストレスを感じると、脳内では一時的な快感を求める反応が起こりやすくなります。「エモーショナルイーティング(感情的摂食)」と呼ばれるこの現象は、意志の弱さではなく、ストレスに対する自然な反応の一つです。

慢性的なストレスによってコルチゾール値が持続的に高くなると、食欲の増加や、糖分・脂肪分の多い高カロリー食品への嗜好が強まることが報告されている。コルチゾールは脳の報酬系を刺激し、感情的な摂食や食への渇望を強めると考えられている。

出典:NIH PMC「Stress, cortisol, and other appetite-related hormones」open_in_new

まずは「自分を責める必要はない」と知ることが第一歩です。

「食べる」以外で脳を満足させる

食欲そのものを我慢しようとすると、かえって反動が大きくなります。有効なのは、食べること以外で似たような満足感を得られる「代替行動」をあらかじめ持っておくことです。

local_cafe

口寂しさを満たす

  • 熱いお茶やお湯をゆっくり飲む
  • ガムを噛む
spa

別の感覚を使う

  • 好きな香りを嗅ぐ
  • 冷たい水で手を洗う
directions_walk

その場から離れる

  • 5分だけ外の空気を吸う
  • 階段を1往復する
edit_note

あらかじめ決めておくのがコツ

衝動が来てから何をするか考えるのは、疲れている時ほど難しくなります。「イライラしたらこれをする」と先に決めておくことで、迷わず行動できます。この考え方は「決断疲れ」の記事でも詳しく紹介しています。

自分に合う代替行動を見つけて育てる

どの代替行動が効くかは人によって異なります。何度か試しながら、自分に合うものを見つけていくプロセス自体が、自分を知ることにつながります。あらかじめ選択肢をリスト化しておく方法は「ご自愛リスト」の記事も参考になります。

ココロバランスでは、こうした代替行動も一つの支えとしてカテゴリに追加し、記録していくことができます。「ドカ食いの代わりに、これで乗り切れた」という成功体験を積み重ねていくための土台として活用できます。

よくある質問

エモーショナルイーティングは意志が弱いということですか?expand_more

いいえ、意志の弱さではありません。ストレスホルモンであるコルチゾールが食欲や高カロリー食品への欲求を高めることが研究で示されており、体の自然な反応の一つです。自分を責める必要はありません。

代替行動を試しても食べたい気持ちが消えません。expand_more

代替行動は『我慢する』ためのものではなく、『別の形で満足感を得る』ためのものです。1つで効果がなければ、複数の代替行動を組み合わせて試してみてください。

どうしても食べてしまった時はどうすればいいですか?expand_more

食べてしまったこと自体を責めないことが大切です。次にまた同じ衝動が来た時のために、うまくいかなかった代替行動を見直すきっかけとして捉えましょう。

balance

ココロバランス編集部

心理学・行動科学の公開研究や書籍を参照しながら、日常で実践しやすいセルフケアの知恵をまとめています。強い不調が続く場合は、自己判断だけに頼らず医療機関や専門家にご相談ください。

今日から、心の柱を育てはじめよう

無料プランで全ての基本機能が使えます

無料で本格診断をするchevron_right